ハンター

凄腕のハンターであるマーティンは、ある企業の依頼で、絶滅したとされるタスマニアタイガーを狩るためタスマニア島を訪れる。他人とのかかわりを拒絶し、冷たい人生を歩んできたマーティンだったが、ベースキャンプ代わり暮らすことになった民家の母親ルーシーと、幼い子供たちとのふれあいを通し、次第に彼等と心を通わせていく。親子とのふれあいの日々によって、胸の奥底に熱い何かを甦らせたマーティンは、やがてこの仕事の倫理的な疑念に駆られ、人生最大の決断を迫られていく―。