主演に大抜擢!『BAD GENIUS/バッド・ジーニアス』新星、カリーナ・リャンが明かす撮影秘話が到着!

©Stewart Street LLC
6月16日(月)

2017年、バズ・プーンピリヤ監督長編2作目として本国タイで公開され、国内興行収入1位、16の国と地域でサプライズヒットを記録した『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』を、『コーダ あいのうた』スタッフがリメイクした『BAD GENIUS/バッド・ジーニアス』より、主演を務めるカリーナ・リャンのインタビュー映像と新場面写真が解禁された。

物語は、貧しい家庭に育つ天才少女・リンが有名高校に特待入学するところから始まる。落第の危機に瀕した親友を助けるため、リンは試験中にある方法で答えを教えてしまう。その事件をきっかけに、リンを取り巻く環境は一変。やがて、世界を跨ぐカンニング計画の実行へ発展していくのだった――。


天才的頭脳で自らの道を切り開く主人公・リンを演じるのは、新生、カリーナ・リャン。カリーナは、オーストラリアやシンガポールで暮らし、現在はトロントとロンドンを拠点に活動。シンガポールのラ サール芸術大学で演技を学び、IGCSE Drama 2016にて“Top of the World”に選出された。

本作の脚本をはじめて読んだときの印象を「私はすぐにこの物語の世界に引き込まれました。次に何が起こるのか、ドキドキしながら読んだことを覚えています」と振り返り、「キャラクターもストーリーもすべて気に入ったんです」とすぐに魅了されたと明かす。また、“プレッシャー”という映画のテーマについて、「私も子供の頃、かなり早い時期からプレッシャーを感じていました。父にはテストで97点以上取ることを期待していたし、祖父母からも“学校で良い成績を収めなさい”といつも言われていた」と語り、「私は、リンに自分の一部を見たような気がしました」と自身のルーツや境遇が役柄と重なる部分があり、共感しながら演じたという。「彼女は、決心次第で何でもできる人なの。何かをやると決めたら、やり遂げるという部分も共感できました。共通していたのは、芸術の道に行きたくてジュリアード音楽院に憧れていたという点です」また、「世間はフェアじゃない。人生もフェアじゃない。負けるように設定されていると思える時でも、必ず逃げ道があります。恵まれない環境に生まれてもチャンスは必ず来るということです」と作品に込められたメッセージと自身の思いを明かす。


父親役を演じたベネディクト・ウォンとの共演を知ったカリーナは大泣きするほど喜んだという。「俳優として活動する同じアジア人として、ずっと彼のことを尊敬していました。憧れの人だったので、とにかく感謝いっぱいで嬉しかったです」と興奮冷めやらぬ様子を見せ、「実際に彼と共演できたことはいまだに信じられないです。最高の体験でした」と共演を振り返った。

7月11日(金) 新宿バルト9 他 全国ロードショー

ShareSNSでシェアしよう!

作品紹介

関連するシネマNEWS

TOP